2008年06月27日
諫早湾、開門命令!
11年前にギロチンのように締め切られた諫早湾に開門命令が出ました!
◆排水門の5年間開放を命令 諫早湾の漁業被害認める 佐賀地裁2008.6.27 10:18
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国営諫早湾干拓事業の堤防撤去などを求める訴訟の判決で、「勝訴」の垂れ幕などを掲げ喜ぶ原告ら=27日午前10時8分、佐賀地裁 有明海の漁業不振は、国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防閉め切りが原因だとして、同海に面する長崎、佐賀、福岡、熊本各県の漁業者ら約2500人が、国に堤防の撤去や排水門の開門などを求めた訴訟の判決で、佐賀地裁は27日、南北排水門の5年間常時開放を命じた。諫早湾の漁業被害と閉め切りの因果関係を認めた。
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こちらの記事の原告の笑顔も素敵です。リンク先もぜひご覧ください。
◆「宝の海再生に光」 県内原告も笑顔
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「宝の海、有明海の再生に光が見えた」―。国営諫早湾干拓事業をめぐり、潮受け堤防の排水門開門を国に命じた二十七日の佐賀地裁判決。諫早湾閉め切りから十一年目にして、漁民の願いが司法に通じた。原告で荒尾市のノリ生産者・前田力さん(59)は喜びを爆発させた。
同地裁前には、有明海沿岸四県の漁業者や支援者らが集まった。午前十時過ぎ、「勝訴」が知らされると大きな歓声と拍手が沸き起こった。
「今日まで長かった。漁民の訴えがようやく認められた」。前田さんは傍聴席で判決を聞いた後、地裁前で共に闘ってきた仲間らと握手を交わし喜びを分かち合った。一方で、「漁業の不振で多くの漁師が辞めていったのが残念」と長い闘いを振り返った。
:
「一刻も早い開門をしてほしい。潮の流れが戻れば、海はよみがえるはず。国は控訴せず、判決を尊重すべきだ」と前田さんは強調した。
-------------------------------------------------------------------------
これが全国が抱えるさまざまな問題の解決へとつながることを願っています。もっとも、我が国は
責任の取り方を忘れてしまっているようなので厳重に経緯を見守っていかないといけませんね。
何しろ当事者である米国ジュゴン裁判に対する反応がこれです。そして、海外で誘拐されたりすると大臣に「日本政府が多大な
時間と費用をかけて対応したことを忘れないで欲しい」と言われてしまう今日この頃。
知らないうちに漁が出来ないのは漁師の自己責任、魚が死ぬのは魚の自己責任などとな
りかねません。
最後に4/27のエントリでも紹介しましたが、
2004年の前川さんの文章(泡瀬干潟を守る連絡会)をご紹介して本日の
エントリーを閉めることにします
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2032/new_026.html より
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2004年4月20日
1997年4月14日、長崎県の諫早湾が干拓事業のために閉め切られ、広大な干潟とそこに棲む生き物たちが消滅しました。その日を、イノチを大切にすることを捉え返す大切な日とし、諫早干潟の回復や、各地の干潟・湿地の保全を進めていくための「干潟を守る日」としてきましたが、今年は全国で38もの団体が様々な催しを行いました。私が事務局長を引き受けている泡瀬干潟を守る会もおとといの日曜日、泡瀬干潟で観察会やコンサートなどを行いました。
泡瀬干潟で楽しいときを過ごした数時間後、我々は辺野古沖におりました。なぜならその日、昨日のことですが、ボーリング調査が朝9時から予定されていたからです。「海の熱帯林」とも呼ばれ、生物多様性保全上極めて重要な生態系であるサンゴ礁を破壊し、引いては、サンゴ礁で生きる糧を得ている、ジュゴンを始めとする様々な生き物が死んでいく、ということで、地元のおじい、おばあが「何としても止めさせたい」という声をあげていましたから、とてもじっとしていることはできなかったのです。「身を海に投げてでも、調査を中止させたい」というおばあの声が、胸の深いところに届き、何としても止めさせなければ、という思いがますます強くなります。あの、「ギロチン」をもう二度と許したくはありません。これ以上、イノチがむざむざと人間の愚かな判断によって奪われるのを見たくはありません。
泡瀬で、辺野古で、イラクで・・・西表で起きていることは、すべてつながっています。
生きとし生けるもののイノチを軽視するという人間の愚かな態度がすべての場所で共通しています。この愚かな行為の目撃者にはなりたくありません。そうではなく、人間がより優れた判断のできる生き物として立ち現れる、そこに介在していたい、そこに共にありたい、そう強く願います。
以下に、全国のみんなで頭をひねって作成した「干潟を守る日2004宣言」を読み上げたいと思います。最後に、泡瀬干潟の問題を取り上げていますが、これは、辺野古、西表につながるものとして、聞いて下さい。それでは、読み上げます。
干潟を守る日2004宣言
諌早湾がギロチンのように閉め切られてから、7年目の春を迎えました。変わり果てた風景を固定化しようとする農林水産省の理不尽な干拓工事が続けられていますが、干潟復元や有明海の再生を目指す、漁民、市民、研究者、弁護士たちのたたかいも、大きな山場を迎えています。
一方、“そこなわれた自然をとりもどす”ことをめざした「自然再生推進事業」が、全国各地で、姿をあらわそうとしています。その試金石として注目された釧路湿原や東京湾三番瀬からは、喜びや期待の声よりも、不安と警戒の声が強く聞こえてきます。これまで、全国の公共事業の多くは住民から身近な自然を奪い、自治体の財政を圧迫し、未来に暗い影を落としてきました。そのような開発の過ちが真に反省されないまま、自然の再生につながるのか疑わしい事業が「自然再生」の名のもとに進められ、批判的な力さえ、そこに巻き込まれ加担させられてしまう、あらたな「事業開発」の仕組みが作られつつあるようです。
今、世界に広がっている凄惨な殺戮といのちの軽視、その原因を作ってきた「力は正義」とする理不尽な暴力に、自分たちの思いや願いとは裏腹に加担させられている社会の現実とも重なります。
ただ、私たちには確かなものがあります。
目の前に広がる、かけがえのない干潟や海、その自然につながっているいのちの営みです。
どんなに壊され、汚され、痛めつけられてはいても、したたかに営みを繰り返している、いのちのつながりと、そのはたらきの大切さを知り、いつまでも守り伝えたいと願う人の輪が、確実に広がっている事実です。
現象のおおもとを見通す曇りなき眼と、次代を想う熱い心のつながりが私たちの力です。時間をかけて地球のいのちが創り上げてきたものと、そこに生かされている私たちであることを想い、「過ちは正される」道理が世界に通されるよう、私たちは力を尽くします。
干潟・湿地から社会と世界を見つめ直そう!
そして、つながっていこう!
泡瀬干潟では、昨年以来、海草のホソウミヒルモ、ヒメウミヒルモ、海藻のリュウキュウズタ、貝のニライカナイゴウナ、オボロヅキ、オサガニヤドリガイ、スイショウガイ、カニのオキナワヤワラガニ等新種の可能性のある貴重種・重要種が相次ぎ発見されています。泡瀬干潟の種の多様性、貴重性を改めて証明しています。ラムサール条約事務局等からも保全が要請されているこの貴重な干潟が、市民合意もないまま、また合理性のない理由で埋立が推進されています。琉球諸島を世界自然遺産に登録しよう、沖縄をエコツーリズムの拠点にしよう、という動きがある中で進めら「海の熱帯林」とも呼ばれ、生物多様性保全上極めて重要な生態系であるれる自然破壊を許すことはできません。泡瀬干潟埋立の「回避・代替・中断・中止」を求め、運動を広げていこう。
(2004年4月18日日本湿地ネットワーク SEA泡瀬干潟を守る行動実行委員会)
◆排水門の5年間開放を命令 諫早湾の漁業被害認める 佐賀地裁2008.6.27 10:18
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国営諫早湾干拓事業の堤防撤去などを求める訴訟の判決で、「勝訴」の垂れ幕などを掲げ喜ぶ原告ら=27日午前10時8分、佐賀地裁 有明海の漁業不振は、国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防閉め切りが原因だとして、同海に面する長崎、佐賀、福岡、熊本各県の漁業者ら約2500人が、国に堤防の撤去や排水門の開門などを求めた訴訟の判決で、佐賀地裁は27日、南北排水門の5年間常時開放を命じた。諫早湾の漁業被害と閉め切りの因果関係を認めた。
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こちらの記事の原告の笑顔も素敵です。リンク先もぜひご覧ください。
◆「宝の海再生に光」 県内原告も笑顔
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「宝の海、有明海の再生に光が見えた」―。国営諫早湾干拓事業をめぐり、潮受け堤防の排水門開門を国に命じた二十七日の佐賀地裁判決。諫早湾閉め切りから十一年目にして、漁民の願いが司法に通じた。原告で荒尾市のノリ生産者・前田力さん(59)は喜びを爆発させた。
同地裁前には、有明海沿岸四県の漁業者や支援者らが集まった。午前十時過ぎ、「勝訴」が知らされると大きな歓声と拍手が沸き起こった。
「今日まで長かった。漁民の訴えがようやく認められた」。前田さんは傍聴席で判決を聞いた後、地裁前で共に闘ってきた仲間らと握手を交わし喜びを分かち合った。一方で、「漁業の不振で多くの漁師が辞めていったのが残念」と長い闘いを振り返った。
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「一刻も早い開門をしてほしい。潮の流れが戻れば、海はよみがえるはず。国は控訴せず、判決を尊重すべきだ」と前田さんは強調した。
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これが全国が抱えるさまざまな問題の解決へとつながることを願っています。もっとも、我が国は
責任の取り方を忘れてしまっているようなので厳重に経緯を見守っていかないといけませんね。
何しろ当事者である米国ジュゴン裁判に対する反応がこれです。そして、海外で誘拐されたりすると大臣に「日本政府が多大な
時間と費用をかけて対応したことを忘れないで欲しい」と言われてしまう今日この頃。
知らないうちに漁が出来ないのは漁師の自己責任、魚が死ぬのは魚の自己責任などとな
りかねません。
最後に4/27のエントリでも紹介しましたが、
2004年の前川さんの文章(泡瀬干潟を守る連絡会)をご紹介して本日の
エントリーを閉めることにします
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2032/new_026.html より
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2004年4月20日
1997年4月14日、長崎県の諫早湾が干拓事業のために閉め切られ、広大な干潟とそこに棲む生き物たちが消滅しました。その日を、イノチを大切にすることを捉え返す大切な日とし、諫早干潟の回復や、各地の干潟・湿地の保全を進めていくための「干潟を守る日」としてきましたが、今年は全国で38もの団体が様々な催しを行いました。私が事務局長を引き受けている泡瀬干潟を守る会もおとといの日曜日、泡瀬干潟で観察会やコンサートなどを行いました。
泡瀬干潟で楽しいときを過ごした数時間後、我々は辺野古沖におりました。なぜならその日、昨日のことですが、ボーリング調査が朝9時から予定されていたからです。「海の熱帯林」とも呼ばれ、生物多様性保全上極めて重要な生態系であるサンゴ礁を破壊し、引いては、サンゴ礁で生きる糧を得ている、ジュゴンを始めとする様々な生き物が死んでいく、ということで、地元のおじい、おばあが「何としても止めさせたい」という声をあげていましたから、とてもじっとしていることはできなかったのです。「身を海に投げてでも、調査を中止させたい」というおばあの声が、胸の深いところに届き、何としても止めさせなければ、という思いがますます強くなります。あの、「ギロチン」をもう二度と許したくはありません。これ以上、イノチがむざむざと人間の愚かな判断によって奪われるのを見たくはありません。
泡瀬で、辺野古で、イラクで・・・西表で起きていることは、すべてつながっています。
生きとし生けるもののイノチを軽視するという人間の愚かな態度がすべての場所で共通しています。この愚かな行為の目撃者にはなりたくありません。そうではなく、人間がより優れた判断のできる生き物として立ち現れる、そこに介在していたい、そこに共にありたい、そう強く願います。
以下に、全国のみんなで頭をひねって作成した「干潟を守る日2004宣言」を読み上げたいと思います。最後に、泡瀬干潟の問題を取り上げていますが、これは、辺野古、西表につながるものとして、聞いて下さい。それでは、読み上げます。
干潟を守る日2004宣言
諌早湾がギロチンのように閉め切られてから、7年目の春を迎えました。変わり果てた風景を固定化しようとする農林水産省の理不尽な干拓工事が続けられていますが、干潟復元や有明海の再生を目指す、漁民、市民、研究者、弁護士たちのたたかいも、大きな山場を迎えています。
一方、“そこなわれた自然をとりもどす”ことをめざした「自然再生推進事業」が、全国各地で、姿をあらわそうとしています。その試金石として注目された釧路湿原や東京湾三番瀬からは、喜びや期待の声よりも、不安と警戒の声が強く聞こえてきます。これまで、全国の公共事業の多くは住民から身近な自然を奪い、自治体の財政を圧迫し、未来に暗い影を落としてきました。そのような開発の過ちが真に反省されないまま、自然の再生につながるのか疑わしい事業が「自然再生」の名のもとに進められ、批判的な力さえ、そこに巻き込まれ加担させられてしまう、あらたな「事業開発」の仕組みが作られつつあるようです。
今、世界に広がっている凄惨な殺戮といのちの軽視、その原因を作ってきた「力は正義」とする理不尽な暴力に、自分たちの思いや願いとは裏腹に加担させられている社会の現実とも重なります。
ただ、私たちには確かなものがあります。
目の前に広がる、かけがえのない干潟や海、その自然につながっているいのちの営みです。
どんなに壊され、汚され、痛めつけられてはいても、したたかに営みを繰り返している、いのちのつながりと、そのはたらきの大切さを知り、いつまでも守り伝えたいと願う人の輪が、確実に広がっている事実です。
現象のおおもとを見通す曇りなき眼と、次代を想う熱い心のつながりが私たちの力です。時間をかけて地球のいのちが創り上げてきたものと、そこに生かされている私たちであることを想い、「過ちは正される」道理が世界に通されるよう、私たちは力を尽くします。
干潟・湿地から社会と世界を見つめ直そう!
そして、つながっていこう!
泡瀬干潟では、昨年以来、海草のホソウミヒルモ、ヒメウミヒルモ、海藻のリュウキュウズタ、貝のニライカナイゴウナ、オボロヅキ、オサガニヤドリガイ、スイショウガイ、カニのオキナワヤワラガニ等新種の可能性のある貴重種・重要種が相次ぎ発見されています。泡瀬干潟の種の多様性、貴重性を改めて証明しています。ラムサール条約事務局等からも保全が要請されているこの貴重な干潟が、市民合意もないまま、また合理性のない理由で埋立が推進されています。琉球諸島を世界自然遺産に登録しよう、沖縄をエコツーリズムの拠点にしよう、という動きがある中で進めら「海の熱帯林」とも呼ばれ、生物多様性保全上極めて重要な生態系であるれる自然破壊を許すことはできません。泡瀬干潟埋立の「回避・代替・中断・中止」を求め、運動を広げていこう。
(2004年4月18日日本湿地ネットワーク SEA泡瀬干潟を守る行動実行委員会)
2008年06月22日
泡瀬干潟のサンゴ産卵!
昨晩、6月21日の夜、沖縄県沖縄市泡瀬干潟のヒメマツミドリイシ群落が産卵しました!!!
(過去エントリーの記事の上に写真を上書きしてしまったことを今発見。そのうち直すので少々お待ちを)
ミドリイシの仲間では産卵の1-2時間前には卵が半分出かかったような状態に
なることが知られています。これをセッティングと呼びます。

セッティングの様子(昨年の写真です)
青い線で囲ったところには卵は入っていないので何も出てきていませんが、
赤い線内には多くの卵が半分出かかっている状態です。
そして本番!サンゴの枝から次々とバンドル(卵と精子の塊)が出てきます。
ふんわり海面に浮かび、波に乗って遠くに行きます。昨晩の産卵時間は21:10-40でした。

産卵の様子1

産卵の様子2

産卵の様子3

産卵の様子4
(夜の海の撮影は素人の小さなデジカメと小さな水中ライトでは難しいです・・・)
普段ならば、他の海域ならばサンゴの産卵というのは一年のうちで一番見ていて
楽しい光景です。一年で一番、今までの努力が報われたと思う瞬間です。この光景を
見ることが出来るならば何でもできるような気もしてしまうくらい。
しかしながら今年は産卵を見ていて切なくなりました。この海域のサンゴたちの
健康度は明らかに落ちています。(参照「夜の海の散歩開始」)卵を持つサンゴの枝の割合も昨年に比べると激減しています。
それでも、殺されつつあるのに力が続く限り産卵し続けている・・・・。
目の前にいる、生き続けようとしている物言わぬ生き物たちを助けて
あげられないのが心から残念です。
サンゴの移植に熱心に取り組む動きがあるのに、実際に生き埋めになるサンゴや
その仲間たちには思いをはせられない、この状況は何なんでしょうか?
・・・というわけで夜の海の散歩は2晩で終了。今年は産卵シーンを某TV局が
ばっちり撮影してくれました。そのうち全国ネットで報道してくれるはずです。
楽しみにお待ちください
余談ですが、サンゴの産卵に興味を持った方は以下のサイトをのぞいてみてください。
沖縄リーフチェック研究会より;
◆サンゴの産卵の話
◆Q&Aサンゴは満月の夜に一斉に産卵するのですか?
(過去エントリーの記事の上に写真を上書きしてしまったことを今発見。そのうち直すので少々お待ちを)
ミドリイシの仲間では産卵の1-2時間前には卵が半分出かかったような状態に
なることが知られています。これをセッティングと呼びます。

セッティングの様子(昨年の写真です)
青い線で囲ったところには卵は入っていないので何も出てきていませんが、
赤い線内には多くの卵が半分出かかっている状態です。
そして本番!サンゴの枝から次々とバンドル(卵と精子の塊)が出てきます。
ふんわり海面に浮かび、波に乗って遠くに行きます。昨晩の産卵時間は21:10-40でした。

産卵の様子1

産卵の様子2

産卵の様子3

産卵の様子4
(夜の海の撮影は素人の小さなデジカメと小さな水中ライトでは難しいです・・・)
普段ならば、他の海域ならばサンゴの産卵というのは一年のうちで一番見ていて
楽しい光景です。一年で一番、今までの努力が報われたと思う瞬間です。この光景を
見ることが出来るならば何でもできるような気もしてしまうくらい。
しかしながら今年は産卵を見ていて切なくなりました。この海域のサンゴたちの
健康度は明らかに落ちています。(参照「夜の海の散歩開始」)卵を持つサンゴの枝の割合も昨年に比べると激減しています。
それでも、殺されつつあるのに力が続く限り産卵し続けている・・・・。
目の前にいる、生き続けようとしている物言わぬ生き物たちを助けて
あげられないのが心から残念です。
サンゴの移植に熱心に取り組む動きがあるのに、実際に生き埋めになるサンゴや
その仲間たちには思いをはせられない、この状況は何なんでしょうか?
・・・というわけで夜の海の散歩は2晩で終了。今年は産卵シーンを某TV局が
ばっちり撮影してくれました。そのうち全国ネットで報道してくれるはずです。
楽しみにお待ちください
余談ですが、サンゴの産卵に興味を持った方は以下のサイトをのぞいてみてください。
沖縄リーフチェック研究会より;
◆サンゴの産卵の話
◆Q&Aサンゴは満月の夜に一斉に産卵するのですか?
2008年06月21日
夜の海の散歩開始
泡瀬干潟のヒメマツミドリイシ(サンゴの仲間)の群落の産卵シーズンがやって
きました。産卵日の予想は非常に難しいです。沖縄島(沖縄本島)周辺の
ミドリイシ類は大体5月6月の満月大潮の前後の夜と決まっているのですが、
どの夜に産むかは毎晩見張っていないとわかりません。
(満月の晩に一斉産卵、というのは沖縄島には当てはまりません)
ちなみに今晩は外れでした。
このヒメマツミドリイシ群落の隣にあるサンゴホットスポット(通称、第一期工事
海域)のサンゴたちは周囲を護岸でぐるりと囲まれて生き埋めにされる日を待つ
ばかり。そしてその工事で出る土砂の影響でここのヒメマツミドリイシも徐々に
元気がなくなっていっています。
以下、場所が泡瀬なので小橋川さん風に行きましょうね。
エントリーしてすぐ出会ったのはウニさん。あちこちにたくさんいたけれども必死に
しがみついてるこのウニさんが一番かわいかったです。
悲しいのはウニさんがしがみついている足場にいるサンゴさんたちが弱っていること。
灰色になっているサンゴさんたちはもう死んでいます。茶色のサンゴさんたちは
かろうじて生きているのですが、土砂が体の上にどんどん落ちてきて、悲鳴を
あげています。

次に出会ったのはヤドカリさん。やはりサンゴさんの上でお休みしていました。
このあと、光におどろいててけてけ逃げ出してしまいました。
ごめんね、おどろかせて。

ナマコさんもサンゴさんの上でマッサージしているようです。気持ちよさそう。
このベッドがなくなったらどこに行くんだろう?

そして本日の大ヒット。ハボウキガイさんの貝殻の中からちょこんと顔を出して
いるお魚さん。しっかりカメラ目線です。

最後に1つ昼間の泡瀬干潟をご紹介。海底のあちこちに見られる砂でできた
なぞの茶碗型の物体。スナジャワン(砂茶碗)と呼ばれるものの正体。
実はタマガイさんたちが作っている卵の塊です。下手な人工物よりきれいです。

こんなにも愛すべき生き物たちがいる海を、無駄な公共工事のために、
私たちが失いつつあるのが残念でたまりません。
何度でも言いますが、今年は国際サンゴ礁年。
「行こう、知ろう、守ろう」というスローガンを掲げているのは
我が国の環境省です。そして守ろうと言いながら、この美しいサンゴたちの
埋め立てに関してはスルーです。環境省という言葉はいつから環境破壊省の
略語になったのでしょうか?
【情報】
もっと泡瀬の写真を見たい方はぜひ写真家、小橋川共男さんの写真集
「こんにちは 泡瀬干潟」をご覧ください。書店での取扱はないですが、
泡瀬干潟を守る連絡会
から購入できます。沖縄島にいる方は明日(21日)まで沖国大で
小橋川さんの写真展がありますのでそちらもあわせてぜひ。
そして埋め立てに反対してくださる方はぜひご署名を!署名用紙はここからダウンロードできます。ご協力お願いします
きました。産卵日の予想は非常に難しいです。沖縄島(沖縄本島)周辺の
ミドリイシ類は大体5月6月の満月大潮の前後の夜と決まっているのですが、
どの夜に産むかは毎晩見張っていないとわかりません。
(満月の晩に一斉産卵、というのは沖縄島には当てはまりません)
ちなみに今晩は外れでした。
このヒメマツミドリイシ群落の隣にあるサンゴホットスポット(通称、第一期工事
海域)のサンゴたちは周囲を護岸でぐるりと囲まれて生き埋めにされる日を待つ
ばかり。そしてその工事で出る土砂の影響でここのヒメマツミドリイシも徐々に
元気がなくなっていっています。
以下、場所が泡瀬なので小橋川さん風に行きましょうね。
エントリーしてすぐ出会ったのはウニさん。あちこちにたくさんいたけれども必死に
しがみついてるこのウニさんが一番かわいかったです。
悲しいのはウニさんがしがみついている足場にいるサンゴさんたちが弱っていること。
灰色になっているサンゴさんたちはもう死んでいます。茶色のサンゴさんたちは
かろうじて生きているのですが、土砂が体の上にどんどん落ちてきて、悲鳴を
あげています。

次に出会ったのはヤドカリさん。やはりサンゴさんの上でお休みしていました。
このあと、光におどろいててけてけ逃げ出してしまいました。
ごめんね、おどろかせて。

ナマコさんもサンゴさんの上でマッサージしているようです。気持ちよさそう。
このベッドがなくなったらどこに行くんだろう?

そして本日の大ヒット。ハボウキガイさんの貝殻の中からちょこんと顔を出して
いるお魚さん。しっかりカメラ目線です。

最後に1つ昼間の泡瀬干潟をご紹介。海底のあちこちに見られる砂でできた
なぞの茶碗型の物体。スナジャワン(砂茶碗)と呼ばれるものの正体。
実はタマガイさんたちが作っている卵の塊です。下手な人工物よりきれいです。

こんなにも愛すべき生き物たちがいる海を、無駄な公共工事のために、
私たちが失いつつあるのが残念でたまりません。
何度でも言いますが、今年は国際サンゴ礁年。
「行こう、知ろう、守ろう」というスローガンを掲げているのは
我が国の環境省です。そして守ろうと言いながら、この美しいサンゴたちの
埋め立てに関してはスルーです。環境省という言葉はいつから環境破壊省の
略語になったのでしょうか?
【情報】
もっと泡瀬の写真を見たい方はぜひ写真家、小橋川共男さんの写真集
「こんにちは 泡瀬干潟」をご覧ください。書店での取扱はないですが、
泡瀬干潟を守る連絡会
から購入できます。沖縄島にいる方は明日(21日)まで沖国大で
小橋川さんの写真展がありますのでそちらもあわせてぜひ。
そして埋め立てに反対してくださる方はぜひご署名を!署名用紙はここからダウンロードできます。ご協力お願いします
2008年06月20日
週末! 【追記あり】
米兵レンタカー娯楽利用 高速代を日本側負担 在日米軍が通行証発行 地位協定違反か
全国に点在する在日米軍基地で、米兵やその家族に軍のレンタカーを貸し出す際、高速道路の通行料が無料となる「軍用車両有料道路通行証明書」が手渡されていることが分かった。「公務」の通行料は日本政府が肩代わりするが、レンタカーを利用した米兵の娯楽費まで負担させられていたことになる。防衛省は日米地位協定違反の疑いがあるとみて、在日米軍司令部に事実関係を問い合わせている。
「どうして米軍の高速代まで日本が負担しなければいけないのか?」と不思議に
思ったあなた。保険料だの税金が誰かの娯楽費になるというこの状況は変です。
変えなきゃいけません。今週末はさまざまな疑問の解決の糸口となる、仲間が
見つかるイベントが目白押しです。
(上記記事に1点疑問。「全国に点在する在日米軍基地」って何でしょうか?沖縄に集中している米軍基地ならわかるけど)
東京の方はこれ!ピースミュージックフェスタ!
【公演日】2008年6月22(日)
【出 演】 SOUL FLOWER UNION/渋さ知らズオーケストラ/
寿[kotobuki]/Shaolong To The Sky/
ドーナル・ラニーwith梅津和時,近藤ヒロミ/
DUTY FREE SHOPP./カクマクシャカ/KZ/KACHIMBA 4/照屋政男
【時 間】Open/13:00 Start/14:00
【会 場】上野公園 野外ステージ
【料 金】全自由\4,000(税込)
【一般発売日】 発売中
【一般発売】チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード 289-114】
ローソンチケット 0570-084-003(予約専用)【Lコード 74966】
0570-000-777(お問い合わせ)
イープラス http://eplus.jp/(パソコン・携帯)
【お問合せ先】Peace Music Festa'08 実行委員会
電子メール: pmf08@peace-music.org
ホームページ: http://www.peace-music.org
【備 考】 ※中学生以下無料
沖縄の方は忙しいですよ!!
1)平和学習「辺野古、高江から沖縄の戦後とこれからを考える」
【日時】6月21日(土)16時~18時
【場所】若狭公民館 第1研修室
【講師】真喜志好一(建築家、SACO合意を究明する県民会議)< BR>> 【受講料】無料
【問合せ】若狭公民館 電話098-891-3446
【HP】http://wakasakou.exblog.jp/8768984/
若狭公民館では、慰霊の日特別企画として、平和学習「辺野古・高江から
沖縄の戦後とこれからを考える」を実施します。 真喜志好一さん(建築家・
SACO合意を究明する会)による電気紙芝居と講話、質疑応答を予定しています。
辺野古や高江のことが気になっているけどなかなか足を運ぶことができない、
という方も多いのではないでしょうか。 米軍再編がどのように行われ、
現地はどのような状況なのか、その実態を知ることでこれからの沖縄に
ついて考える契機になれば幸いです。
2)お笑い米軍基地
3)佐喜間美術館の企画&沖大写真展
4)キャンドルナイトもあり
私は泡瀬干潟にサンゴの産卵チェックに行ってきます。
みなさん、楽しい週末を!
【追記】
QAB 「サンゴ返還プロジェクト行われる」
たった10本のサンゴのためにどれだけのお金とエネルギーを使ったのでしょうか?
護岸で囲まれてしまいただ生き埋めを待つだけの泡瀬干潟にはテニスコート3面分の
サンゴ群落が広がっているのに、そちらは生き埋めOKなんでしょうか?
何度も何度も言いますが、今年は国際サンゴ礁年なのに
一方ではサンゴの保全を訴えつつ、同時進行で埋め立ててしまう(しかも後者の
方が分量が多い)なんておかしいです。
参考:
●泡瀬干潟の最終弁論
●沖縄島のサンゴたち
(追記部分に関してはそのうちまとまったエントリを書きたいと思っています)
全国に点在する在日米軍基地で、米兵やその家族に軍のレンタカーを貸し出す際、高速道路の通行料が無料となる「軍用車両有料道路通行証明書」が手渡されていることが分かった。「公務」の通行料は日本政府が肩代わりするが、レンタカーを利用した米兵の娯楽費まで負担させられていたことになる。防衛省は日米地位協定違反の疑いがあるとみて、在日米軍司令部に事実関係を問い合わせている。
「どうして米軍の高速代まで日本が負担しなければいけないのか?」と不思議に
思ったあなた。保険料だの税金が誰かの娯楽費になるというこの状況は変です。
変えなきゃいけません。今週末はさまざまな疑問の解決の糸口となる、仲間が
見つかるイベントが目白押しです。
(上記記事に1点疑問。「全国に点在する在日米軍基地」って何でしょうか?沖縄に集中している米軍基地ならわかるけど)
東京の方はこれ!ピースミュージックフェスタ!
【公演日】2008年6月22(日)
【出 演】 SOUL FLOWER UNION/渋さ知らズオーケストラ/
寿[kotobuki]/Shaolong To The Sky/
ドーナル・ラニーwith梅津和時,近藤ヒロミ/
DUTY FREE SHOPP./カクマクシャカ/KZ/KACHIMBA 4/照屋政男
【時 間】Open/13:00 Start/14:00
【会 場】上野公園 野外ステージ
【料 金】全自由\4,000(税込)
【一般発売日】 発売中
【一般発売】チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード 289-114】
ローソンチケット 0570-084-003(予約専用)【Lコード 74966】
0570-000-777(お問い合わせ)
イープラス http://eplus.jp/(パソコン・携帯)
【お問合せ先】Peace Music Festa'08 実行委員会
電子メール: pmf08@peace-music.org
ホームページ: http://www.peace-music.org
【備 考】 ※中学生以下無料
沖縄の方は忙しいですよ!!
1)平和学習「辺野古、高江から沖縄の戦後とこれからを考える」
【日時】6月21日(土)16時~18時
【場所】若狭公民館 第1研修室
【講師】真喜志好一(建築家、SACO合意を究明する県民会議)< BR>> 【受講料】無料
【問合せ】若狭公民館 電話098-891-3446
【HP】http://wakasakou.exblog.jp/8768984/
若狭公民館では、慰霊の日特別企画として、平和学習「辺野古・高江から
沖縄の戦後とこれからを考える」を実施します。 真喜志好一さん(建築家・
SACO合意を究明する会)による電気紙芝居と講話、質疑応答を予定しています。
辺野古や高江のことが気になっているけどなかなか足を運ぶことができない、
という方も多いのではないでしょうか。 米軍再編がどのように行われ、
現地はどのような状況なのか、その実態を知ることでこれからの沖縄に
ついて考える契機になれば幸いです。
2)お笑い米軍基地
3)佐喜間美術館の企画&沖大写真展
4)キャンドルナイトもあり
私は泡瀬干潟にサンゴの産卵チェックに行ってきます。
みなさん、楽しい週末を!
【追記】
QAB 「サンゴ返還プロジェクト行われる」
たった10本のサンゴのためにどれだけのお金とエネルギーを使ったのでしょうか?
護岸で囲まれてしまいただ生き埋めを待つだけの泡瀬干潟にはテニスコート3面分の
サンゴ群落が広がっているのに、そちらは生き埋めOKなんでしょうか?
何度も何度も言いますが、今年は国際サンゴ礁年なのに
一方ではサンゴの保全を訴えつつ、同時進行で埋め立ててしまう(しかも後者の
方が分量が多い)なんておかしいです。
参考:
●泡瀬干潟の最終弁論
●沖縄島のサンゴたち
(追記部分に関してはそのうちまとまったエントリを書きたいと思っています)
2008年06月16日
沖大写真展シリーズのご案内&6/21大浦湾写真展
沖大写真展シリーズのご案内!
今週は小橋川共男さんの「こんにちは泡瀬干潟」
期間:6月16日~6月21日(土)
場所:沖縄大学ギャラリー(那覇市国場)
時間:午前11時から午後8時
問い合わせ:泡瀬干潟を守る連絡会
-----------------------------------------------------------------------------------
ようこそ泡瀬干潟へ 小橋川共男
展示の写真は2001年4月、初めて撮影した一部と2002年1月~
2008年3月まで撮影した中から構成しました
(新種、新産種の生き物たちは、発見者・専門家の提供写真です)。
最初、私も泡瀬干潟のことを全く知りませんでした。護岸から見て、
黒っぽくて汚い海だなというのが第一印象です。しかし、それは
大きなマチガイ。ひとたび海の中へ目を転ずれば驚きの世界。
生命があふれていたのです。まさに灯台もと暗し。水深わずか
1メートル前後の水中ワールドに宝物があったのです。
今日は泡瀬干潟をゆっくりと泳ぎ、歩いてください。そして、
生き物たちが何を語りかけているのか考える一助になれば幸いです。
----------------------------------------------------------------------------------
沖大で開催中の写真展シリーズの情報ちょっと補足
& 21日の写真展示のお知らせです。
■沖大写真展シリーズ
※開催中
6月16日(月)~6月21日(土)
泡瀬干潟『こんにちは泡瀬干潟』 (by 小橋川共男さん :泡瀬干潟を守る連絡会)
6月24日(火)~28日(土)
『名も無きものたちからのメッセージ』 (by 有光智彦さん 写真家)
沖縄本島南部 大度海岸の海の生きものを中心とした写真展示です。
最終展示予定
6月30日(月)~7月4日(土)
高江 「ヤンバルの森と生きる人びと」(仮題) (by 屋良朝栄さん)
場所:沖縄大学ギャラリー(那覇市国場)
時間:午前11時~午後8時(8時半閉館)

(*終了しました 6月9~13日 大浦湾 by スナックすなふきん
そしてスナックすなふきんの写真を見損ねてしまった方はぜひ下記に行ってみてください。
6月21日(土) 新都心の博物館中庭にて
すなっくスナフキンの『大浦湾の生き者たち』 写真展示予定です!
※チーム・ザン(旧チーム・マンタ)との共同展示
この後はしばらくないと思うので是非見に行ってくださいね。
http://act2008.ti-da.net/c113660.html
日程/2008年6月21日(土)~夏至の日~
時間/13:00~
場所/沖縄県立博物館・美術館屋外施設
・手作り市(Handmade market)
・ワークショップ(Workshop)
・環境活動事業展示(サンゴ・ジュゴン・ヤンバルクイナ・フード)
18:00~
・キャンドルナイト(チャリティーLIVE・朗読・読み聞かせ・etc)
今週は小橋川共男さんの「こんにちは泡瀬干潟」
期間:6月16日~6月21日(土)
場所:沖縄大学ギャラリー(那覇市国場)
時間:午前11時から午後8時
問い合わせ:泡瀬干潟を守る連絡会
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ようこそ泡瀬干潟へ 小橋川共男
展示の写真は2001年4月、初めて撮影した一部と2002年1月~
2008年3月まで撮影した中から構成しました
(新種、新産種の生き物たちは、発見者・専門家の提供写真です)。
最初、私も泡瀬干潟のことを全く知りませんでした。護岸から見て、
黒っぽくて汚い海だなというのが第一印象です。しかし、それは
大きなマチガイ。ひとたび海の中へ目を転ずれば驚きの世界。
生命があふれていたのです。まさに灯台もと暗し。水深わずか
1メートル前後の水中ワールドに宝物があったのです。
今日は泡瀬干潟をゆっくりと泳ぎ、歩いてください。そして、
生き物たちが何を語りかけているのか考える一助になれば幸いです。
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沖大で開催中の写真展シリーズの情報ちょっと補足
& 21日の写真展示のお知らせです。
■沖大写真展シリーズ
※開催中
6月16日(月)~6月21日(土)
泡瀬干潟『こんにちは泡瀬干潟』 (by 小橋川共男さん :泡瀬干潟を守る連絡会)
6月24日(火)~28日(土)
『名も無きものたちからのメッセージ』 (by 有光智彦さん 写真家)
沖縄本島南部 大度海岸の海の生きものを中心とした写真展示です。
最終展示予定
6月30日(月)~7月4日(土)
高江 「ヤンバルの森と生きる人びと」(仮題) (by 屋良朝栄さん)
場所:沖縄大学ギャラリー(那覇市国場)
時間:午前11時~午後8時(8時半閉館)

(*終了しました 6月9~13日 大浦湾 by スナックすなふきん
そしてスナックすなふきんの写真を見損ねてしまった方はぜひ下記に行ってみてください。
6月21日(土) 新都心の博物館中庭にて
すなっくスナフキンの『大浦湾の生き者たち』 写真展示予定です!
※チーム・ザン(旧チーム・マンタ)との共同展示
この後はしばらくないと思うので是非見に行ってくださいね。
http://act2008.ti-da.net/c113660.html
日程/2008年6月21日(土)~夏至の日~
時間/13:00~
場所/沖縄県立博物館・美術館屋外施設
・手作り市(Handmade market)
・ワークショップ(Workshop)
・環境活動事業展示(サンゴ・ジュゴン・ヤンバルクイナ・フード)
18:00~
・キャンドルナイト(チャリティーLIVE・朗読・読み聞かせ・etc)
2008年06月15日
少し前の常識は・・・
県議選のことや沖縄の自然の将来のことなどを考えていたら頭痛くなってきたので
違う話題を1つ。
10年ほど前にとあるプロジェクトを担当したときのことです。日本でのその件については、
私一人で担当し、全ての関連書類に目を通し海外担当者との会議にも出席し
FAXと電話でやり取りを行い(メールが無い時代だったんですよ・・・)という
忙しい日々を送っていました。その中で、次のステップとして日本での展開のために
多くの企業を回ることになりました。
ある企業に行ったところ、お茶を出してくれ、先方の担当者(年輩の男性)が出てきて
話を始めたもののなかなか本題に入りません。いったいいつまで世間話を
していなければいけないのかと思っていたら、その人は突然こう言い始めました。
(企=企業の担当者)
企:「上司の方は遅いですね」
私:「は?」
企:「上司の方は遅れていらっしゃるんでしょう?遅いですね」
私:「本件に関しては私が一番詳しいんですよ」
企:「そういういことってありますよね。で、上司の方は?」
(たまたま社内の女の子が電話取ったり男性社員の話を聞いたりするうちに
仕事を覚えてしまうというシチュエーションを想像していた、と想像)
私:「私が担当者なんですよ」
企:「わははは。冗談がお上手ですね」
・・・・・・・
このようなことが多発したので、上層部からの指示は
「誰でもいいから男性を1名連れて行け」。
そして翌日からは窓際に座っている他部署の男性を連れて歩くことと
なりました。
その男性は私の仕事の内容は全くわかりません。
でも明らかに私一人で訪問したときと比べて企業の人たちの対応が違う。
年上の男性と年下の女性がいると、男性の方は世間話以外何もしていなくても、
あたかも男性の方が上司で本当は何もかも知っているという雰囲気になったのです。
部下の女性に練習のために話をさせている、という図。
また、そういうシチュエーションの服装といえば、パンツスーツではなく必ず下がスカートの
スーツ、そしてストッキング、軽いお化粧が必須だったのを覚えています。
何て生きにくい時代だったんだろう。
今ではさすがにどこの役所や会社に行っても、女性が一人だろうと、
男の上司がどこかに隠れているとは思われないようになりました。
それだけ社会の認識が進歩したということでしょうか。
#まだまだ生きにくいけど。
その頃は初任給は賃金の男女格差は普通にありました。近所の方から
「ずいぶん遅く(夜8時以降)帰宅なさるのねぇ。水商売?」と言われたことも・・・。
(水商売はそんなに早くは終わらないでしょ・・・という問題ではないけど)
・・・と、論文執筆に行き詰っているので何か明るい話題を、、、と思ったのに
あまり明るくならかったな。10年前もいろいろと努力したんだから今回も大丈夫と
思うように自分を仕向けているのですが、困ったことに、飽きてきました・・・。
早く終わらせたい。
違う話題を1つ。
10年ほど前にとあるプロジェクトを担当したときのことです。日本でのその件については、
私一人で担当し、全ての関連書類に目を通し海外担当者との会議にも出席し
FAXと電話でやり取りを行い(メールが無い時代だったんですよ・・・)という
忙しい日々を送っていました。その中で、次のステップとして日本での展開のために
多くの企業を回ることになりました。
ある企業に行ったところ、お茶を出してくれ、先方の担当者(年輩の男性)が出てきて
話を始めたもののなかなか本題に入りません。いったいいつまで世間話を
していなければいけないのかと思っていたら、その人は突然こう言い始めました。
(企=企業の担当者)
企:「上司の方は遅いですね」
私:「は?」
企:「上司の方は遅れていらっしゃるんでしょう?遅いですね」
私:「本件に関しては私が一番詳しいんですよ」
企:「そういういことってありますよね。で、上司の方は?」
(たまたま社内の女の子が電話取ったり男性社員の話を聞いたりするうちに
仕事を覚えてしまうというシチュエーションを想像していた、と想像)
私:「私が担当者なんですよ」
企:「わははは。冗談がお上手ですね」
・・・・・・・
このようなことが多発したので、上層部からの指示は
「誰でもいいから男性を1名連れて行け」。
そして翌日からは窓際に座っている他部署の男性を連れて歩くことと
なりました。
その男性は私の仕事の内容は全くわかりません。
でも明らかに私一人で訪問したときと比べて企業の人たちの対応が違う。
年上の男性と年下の女性がいると、男性の方は世間話以外何もしていなくても、
あたかも男性の方が上司で本当は何もかも知っているという雰囲気になったのです。
部下の女性に練習のために話をさせている、という図。
また、そういうシチュエーションの服装といえば、パンツスーツではなく必ず下がスカートの
スーツ、そしてストッキング、軽いお化粧が必須だったのを覚えています。
何て生きにくい時代だったんだろう。
今ではさすがにどこの役所や会社に行っても、女性が一人だろうと、
男の上司がどこかに隠れているとは思われないようになりました。
それだけ社会の認識が進歩したということでしょうか。
#まだまだ生きにくいけど。
その頃は初任給は賃金の男女格差は普通にありました。近所の方から
「ずいぶん遅く(夜8時以降)帰宅なさるのねぇ。水商売?」と言われたことも・・・。
(水商売はそんなに早くは終わらないでしょ・・・という問題ではないけど)
・・・と、論文執筆に行き詰っているので何か明るい話題を、、、と思ったのに
あまり明るくならかったな。10年前もいろいろと努力したんだから今回も大丈夫と
思うように自分を仕向けているのですが、困ったことに、飽きてきました・・・。
早く終わらせたい。
2008年06月05日
【追記あり】沖縄に住むみなさまへ
-------------------------------------
当たり前に来るはずの
明日という日が来なかったとしたら、?
今日という日が最後だとしたら?
あなたはどんな行動をしますか?
-------------------------------
*NewsOLさんの記事「最後だとわかっていたなら」より引用。NewsOLさんのエントリーもぜひご覧ください
沖縄は今、大きな転換期を迎えています。
当たり前に見られる海の風景が見られなくなっていきつつある泡瀬干潟、山肌から赤土があふれ出し雨のたびに赤い涙を滝のように流すやんばるの森、昔はいたのにもう数が少なくなってきているヤンバルクイナ、人々の穏やかな日常を確実に奪う計画がどんどん進む辺野古・大浦湾・糸満・浦添etcetc、これらの国民の意見を無視して進む開発のための開発流れをなんとか変えなければいけません。
小さな生き物たちの命の話だけではない。これはいずれ人間にも及び、沖縄は60年前のような戦争に戻ってしまうことにもなりかねません。
なので、6/8の県議選では確実に私たちの力になってくれる候補者を選びましょう!
アンケートを行い、私たちの大切な自然に関して候補者がどう考えているかを聞きました。県議選のご参考に!
<沖縄環境マニフェスト市民の会>
http://ameblo.jp/manifestgo/
(アンケート結果を少し見やすく加工したものをこちらからダウンロードできます:
http://ky-server.ddo.jp/2008.6.8_kengi/manifest.zip)
「沖縄環境マニフェスト市民の会」は、沖縄の類稀な自然環境と、そこで育まれてきた人々の暮らしを未来に伝え残したいと考え、行動している市民の団体です。現在地球規模の環境危機の中で、この沖縄もまた様々な自然環境保全上の問題に直面しています。これらの解決のためには、政治の力が不可欠であり、政治に関わる方々と市民との日常的な学びあいが求められます。
環境(特に自然環境保全)政策は、これまで科学的妥当性の観点から精査されることはもちろん、充分に議論されることすらまれでした。政策本位のマニフェスト型政治を普及させることで、「環境の世紀」にふさわしい沖縄県議会をつくることが必要です。
私たちはこの度の沖縄県会議員選挙に際し、各立候補予定者が沖縄の自然について、どのような認識を持っているのかについて詳しい情報を得、それを投票のための判断資料としたいと考えています。そして、その情報を主体的に得るために、このたび環境政策アンケートを実施しました。
アンケートの内容、回答の様子は上記サイトからご覧になれます。
また、泡瀬干潟は泡瀬干潟を守る連絡会で別途アンケートを取っているので併せて御覧になると役に立つかと思います。
http://www.awase.net/maekawa/n08kengian15.pdf
よく考えて、6/8は選挙に行きましょう!!!!
追記 ← 見やすくしました!!
◆「泡瀬干潟を守る連絡会」
泡瀬地区公有水面埋立事業アンケート
http://ky-server.ddo.jp/2008.6.8_kengi/2008.6.8_kengi.php?date=awase_q
◆「沖縄環境マニフェスト市民の会」のアンケートの携帯電話のWeb版
http://ky-server.ddo.jp/2008.6.8_kengi/2008.6.8_kengi.php?date=manifest_q&no=1
当たり前に来るはずの
明日という日が来なかったとしたら、?
今日という日が最後だとしたら?
あなたはどんな行動をしますか?
-------------------------------
*NewsOLさんの記事「最後だとわかっていたなら」より引用。NewsOLさんのエントリーもぜひご覧ください
沖縄は今、大きな転換期を迎えています。
当たり前に見られる海の風景が見られなくなっていきつつある泡瀬干潟、山肌から赤土があふれ出し雨のたびに赤い涙を滝のように流すやんばるの森、昔はいたのにもう数が少なくなってきているヤンバルクイナ、人々の穏やかな日常を確実に奪う計画がどんどん進む辺野古・大浦湾・糸満・浦添etcetc、これらの国民の意見を無視して進む開発のための開発流れをなんとか変えなければいけません。
小さな生き物たちの命の話だけではない。これはいずれ人間にも及び、沖縄は60年前のような戦争に戻ってしまうことにもなりかねません。
なので、6/8の県議選では確実に私たちの力になってくれる候補者を選びましょう!
アンケートを行い、私たちの大切な自然に関して候補者がどう考えているかを聞きました。県議選のご参考に!
<沖縄環境マニフェスト市民の会>
http://ameblo.jp/manifestgo/
(アンケート結果を少し見やすく加工したものをこちらからダウンロードできます:
http://ky-server.ddo.jp/2008.6.8_kengi/manifest.zip)
「沖縄環境マニフェスト市民の会」は、沖縄の類稀な自然環境と、そこで育まれてきた人々の暮らしを未来に伝え残したいと考え、行動している市民の団体です。現在地球規模の環境危機の中で、この沖縄もまた様々な自然環境保全上の問題に直面しています。これらの解決のためには、政治の力が不可欠であり、政治に関わる方々と市民との日常的な学びあいが求められます。
環境(特に自然環境保全)政策は、これまで科学的妥当性の観点から精査されることはもちろん、充分に議論されることすらまれでした。政策本位のマニフェスト型政治を普及させることで、「環境の世紀」にふさわしい沖縄県議会をつくることが必要です。
私たちはこの度の沖縄県会議員選挙に際し、各立候補予定者が沖縄の自然について、どのような認識を持っているのかについて詳しい情報を得、それを投票のための判断資料としたいと考えています。そして、その情報を主体的に得るために、このたび環境政策アンケートを実施しました。
アンケートの内容、回答の様子は上記サイトからご覧になれます。
また、泡瀬干潟は泡瀬干潟を守る連絡会で別途アンケートを取っているので併せて御覧になると役に立つかと思います。
http://www.awase.net/maekawa/n08kengian15.pdf
よく考えて、6/8は選挙に行きましょう!!!!
追記 ← 見やすくしました!!
◆「泡瀬干潟を守る連絡会」
泡瀬地区公有水面埋立事業アンケート
http://ky-server.ddo.jp/2008.6.8_kengi/2008.6.8_kengi.php?date=awase_q
◆「沖縄環境マニフェスト市民の会」のアンケートの携帯電話のWeb版
http://ky-server.ddo.jp/2008.6.8_kengi/2008.6.8_kengi.php?date=manifest_q&no=1



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