2008年11月28日
7年前の質問
絹雲さんからの情報です。
平成13年6月18日提出の「中城湾港泡瀬地区開発事業に関する質問主意書」を発見。
提出者は東門美津子氏。提出当時は国会議員、今は、泡瀬干潟を有する沖縄市の市長です。
--------------------------------------------------------------------------------
中城湾港泡瀬地区開発事業に関する質問主意書
中城湾港新港地区の浚渫工事に伴う泡瀬干潟埋め立て事業が進められようとしている。しかし、中城湾港開発事業全体の事業目的、需要、採算性等に関して疑問視する声もある。また、昨今、自然界における干潟の重要性が広く知られ、その価値が再認識されているが、泡瀬干潟の埋め立てによる環境への影響についてまだ不確定な点が明らかにされていない。よって、以下質問する。
1 中城湾港事業計画策定時における港湾の需要予測と実績について、需要予測値と最新の実績値(入港隻数、取り扱い貨物量・額、入港船舶の規模、搬入元・搬出先、主要定期航路等)を明らかにされたい。また、中城湾港の使用実績と需要予測に乖離がある場合に、その理由を明らかにされたい。
2 中城湾港の航路浚渫の必要性及び緊急性を具体的に示されたい。
3 中城湾港の浚渫土砂処分事業としての目的がなければ、泡瀬地区埋め立て事業の推進は困難になるのか。
4 中城湾港泡瀬地区埋立事業の埋立着工予定日を明らかにされたい。
5 環境省は、全国千五百の干潟すべての形状や大きさを把握し、主要な干潟を現地調査しながら、民間の調査内容も積極的に取り込み、五年がかりでデータベース化を進める計画に取り組んでいると聞くが、沖縄本島においてシギ・チドリ類など渡り性水鳥の最大の飛来地となっている泡瀬干潟について、政府はどのように認識しているのかを明らかにされたい。また、現在進められている調査の進捗状況と今後の保全対策を具体的に示されたい。
6 琉球列島は重要な渡り鳥フライウェイとなっている。なかでも泡瀬干潟は、埋め立て開発が進む本島中南部において奇跡的に残った干潟であり、渡り鳥の飛来数で沖縄最大規模、ムナグロについては国内最大の越冬地になっている。フライウェイ保全の観点から、沖縄本島の湿地保全に政府はどのように取り組んでいるか。
7 川口環境大臣は、泡瀬干潟の件で、オーストラリア連邦環境通産省のロバート・ヒル大臣から書簡を受け取ったと承知しているが、こうしたオーストラリア環境通産省の泡瀬干潟埋め立てに対する高い関心に対する政府の認識を明らかにされたい。
8 二〇〇〇年十月の国際渡り性水鳥ワークショップ沖縄で再確認された「新しいアジア・太平洋渡り性水鳥保全戦略2001~2005」の実現に向けては、どのような取り組みがなされているか。
9 事業者の沖縄総合事務局は、泡瀬干潟の埋め立てに伴う環境保全策として、熱心に藻場移植に取り組んでいる。移植実験については、環境影響評価の中で「専門家の助言を得ながら行っており、移植は十分可能」との判断が示されているが、この専門家の研究実績など具体的に示され、専門家の助言の妥当性を示されたい。専門家が複数であれば、そのすべてを明らかにされたい。
10 最終的に「移植が可能」であると判断したのは専門家なのか、事業者なのかを明らかにされたい。
11 泡瀬干潟では、環境省レッドリストによって絶滅危惧Ⅰ種に指定されたクビレミドロの生息が確認されている。第二回中城湾港泡瀬地区環境監視委員会の中で、同種の移植実験が失敗し、移植が困難であることが明らかになっているが、絶滅危惧種の保護と生息環境の保全に今後どう取り組むのか、また泡瀬地区埋め立ての影響に対する政府の認識を明らかにされたい。
----------------------------------------------------------
たったの7年間で人の意見て180度変わるものなのですね。当時の彼女が何もわからないまま質問をしていたのか、当時わかっていたことが7年間のうちにわからなくなったのか、さっぱり判断しかねますが。4番の質問に対しては(すでに埋め立ては進められているため)不要ですが、その他の質問事項については私が改めて書き直す必要もなく、7年前のご自分にそのままお返事いただければ十分です。
追加として、個人的に興味があるのは「サンゴの移植が可能と判断した」のはどこの専門家なのか、あるいは事業者なのか、その専門家の研究業績などを明らかにして欲しいです。
以上の内容を沖縄市にメールで送ってみました。
参考資料:
泡瀬干潟を守る連絡会のウェブサイト(http://awase.net/maekawa/sinindex.htm)の「事業者は一期工事区域内のサンゴの一部を移植した(08年11月13日公表)」
をクリックすると関連資料が出てきます)
平成13年6月18日提出の「中城湾港泡瀬地区開発事業に関する質問主意書」を発見。
提出者は東門美津子氏。提出当時は国会議員、今は、泡瀬干潟を有する沖縄市の市長です。
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中城湾港泡瀬地区開発事業に関する質問主意書
中城湾港新港地区の浚渫工事に伴う泡瀬干潟埋め立て事業が進められようとしている。しかし、中城湾港開発事業全体の事業目的、需要、採算性等に関して疑問視する声もある。また、昨今、自然界における干潟の重要性が広く知られ、その価値が再認識されているが、泡瀬干潟の埋め立てによる環境への影響についてまだ不確定な点が明らかにされていない。よって、以下質問する。
1 中城湾港事業計画策定時における港湾の需要予測と実績について、需要予測値と最新の実績値(入港隻数、取り扱い貨物量・額、入港船舶の規模、搬入元・搬出先、主要定期航路等)を明らかにされたい。また、中城湾港の使用実績と需要予測に乖離がある場合に、その理由を明らかにされたい。
2 中城湾港の航路浚渫の必要性及び緊急性を具体的に示されたい。
3 中城湾港の浚渫土砂処分事業としての目的がなければ、泡瀬地区埋め立て事業の推進は困難になるのか。
4 中城湾港泡瀬地区埋立事業の埋立着工予定日を明らかにされたい。
5 環境省は、全国千五百の干潟すべての形状や大きさを把握し、主要な干潟を現地調査しながら、民間の調査内容も積極的に取り込み、五年がかりでデータベース化を進める計画に取り組んでいると聞くが、沖縄本島においてシギ・チドリ類など渡り性水鳥の最大の飛来地となっている泡瀬干潟について、政府はどのように認識しているのかを明らかにされたい。また、現在進められている調査の進捗状況と今後の保全対策を具体的に示されたい。
6 琉球列島は重要な渡り鳥フライウェイとなっている。なかでも泡瀬干潟は、埋め立て開発が進む本島中南部において奇跡的に残った干潟であり、渡り鳥の飛来数で沖縄最大規模、ムナグロについては国内最大の越冬地になっている。フライウェイ保全の観点から、沖縄本島の湿地保全に政府はどのように取り組んでいるか。
7 川口環境大臣は、泡瀬干潟の件で、オーストラリア連邦環境通産省のロバート・ヒル大臣から書簡を受け取ったと承知しているが、こうしたオーストラリア環境通産省の泡瀬干潟埋め立てに対する高い関心に対する政府の認識を明らかにされたい。
8 二〇〇〇年十月の国際渡り性水鳥ワークショップ沖縄で再確認された「新しいアジア・太平洋渡り性水鳥保全戦略2001~2005」の実現に向けては、どのような取り組みがなされているか。
9 事業者の沖縄総合事務局は、泡瀬干潟の埋め立てに伴う環境保全策として、熱心に藻場移植に取り組んでいる。移植実験については、環境影響評価の中で「専門家の助言を得ながら行っており、移植は十分可能」との判断が示されているが、この専門家の研究実績など具体的に示され、専門家の助言の妥当性を示されたい。専門家が複数であれば、そのすべてを明らかにされたい。
10 最終的に「移植が可能」であると判断したのは専門家なのか、事業者なのかを明らかにされたい。
11 泡瀬干潟では、環境省レッドリストによって絶滅危惧Ⅰ種に指定されたクビレミドロの生息が確認されている。第二回中城湾港泡瀬地区環境監視委員会の中で、同種の移植実験が失敗し、移植が困難であることが明らかになっているが、絶滅危惧種の保護と生息環境の保全に今後どう取り組むのか、また泡瀬地区埋め立ての影響に対する政府の認識を明らかにされたい。
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たったの7年間で人の意見て180度変わるものなのですね。当時の彼女が何もわからないまま質問をしていたのか、当時わかっていたことが7年間のうちにわからなくなったのか、さっぱり判断しかねますが。4番の質問に対しては(すでに埋め立ては進められているため)不要ですが、その他の質問事項については私が改めて書き直す必要もなく、7年前のご自分にそのままお返事いただければ十分です。
追加として、個人的に興味があるのは「サンゴの移植が可能と判断した」のはどこの専門家なのか、あるいは事業者なのか、その専門家の研究業績などを明らかにして欲しいです。
以上の内容を沖縄市にメールで送ってみました。
参考資料:
泡瀬干潟を守る連絡会のウェブサイト(http://awase.net/maekawa/sinindex.htm)の「事業者は一期工事区域内のサンゴの一部を移植した(08年11月13日公表)」
をクリックすると関連資料が出てきます)
2008年11月21日
泡瀬干潟訴訟 : 「控訴しないで」のメッセージを!!
泡瀬干潟訴訟 : 「控訴しないで」のメッセージを!!のTBをこあらいふさんからいただきました。
------------------------------------------------------
こあらいふさんより転記;
お昼過ぎ、ラジオで悪いニュースを聴きました。
沖縄県知事はあっという間に控訴を表明。判決が出たのは一昨日のことなんですけど!
司法の場でこれだけはっきりと埋立の経済的合理性がないと示されたのだから、一旦事業を凍結して再検討するのが妥当だとおもうのですが、ここではそういう理屈はとおらないようです。
これ以上埋立が進んで豊かだった環境が回復不可能なまでに壊されてしまってからでは遅すぎる!!
控訴の手続きは、判決から2週間以内と決められているそうです。でも、この勢いだとそれより早く控訴の手続きに入ってしまうかも知れません。
そんなわけでみなさま、どうか
「控訴しないでください」というメッセージを
できるだけ早く! たくさん!! 送ってください!!!
お願いします。 <(_ _)> ペコッ!
-----------------------------------------------------------------
◆転載その1 泡瀬干潟を守る連絡会 HPより 、メッセージ送り先
◆転載その2 NHKおきなわのニュース
=============================【転載 その1】=========================
全国の皆様へお願い
沖縄県知事、沖縄市長へ「控訴するな」の要請、沖縄県議会議員・各会派へ
控訴断念の取り組みをお願いする要請をお願いいたします。
沖縄県議会議員 http://www2.pref.okinawa.jp/oki/meibo.nsf
沖縄県知事 ◆郵送 〒900-8570(郵便番号だけでも届きます。)
沖縄県那覇市泉崎1-2-2
知事公室広報課 「知事へのたより」 宛
◆ファクシミリ ファックス番号 098-866-2467
知事公室広報課 「知事へのたより」 宛
◆Eメール kouhou@pref.okinawa.lg.jp
沖縄市長 ◆郵送 〒904-8501 沖縄県沖縄市
仲宗根町26番1号
◆Eメール 沖縄市役所のご意見・ご要望書き込みフォーム、
秘書・広報課を選んでご投稿ください。
http://www.city.okinawa.okinawa.jp/site/htdocs/qa_top/q_top01.html" target="_blank"> http://www.city.okinawa.okinawa.jp/site/htdocs/qa_top/q_top01.html
●詳しくは、 「泡瀬干潟を守るHP」 ↓↓↓ をご参照ください。
http://www.awase.net/maekawa/hanketurekikaeru.htm
=================【転載その2 NHKニュース】================================
NHKおきなわ
2008年11月21日 13時5分更新
http://www.nhk.or.jp/okinawa/lnews/01.html
知事「泡瀬訴訟は控訴へ」
南西諸島最大の干潟、沖縄市の泡瀬干潟で(あわせ)進められている埋め立て事業に
ついて、19日の裁判で、県や沖縄市に事業への新たな支出をやめるよう命じる判決
が出たことについて、沖縄県の仲井真知事は、(なかいま)記者会見で控訴する考え
を示しました。
この裁判は、沖縄市の泡瀬干潟を埋め立てて、ホテルなどを建設するとして、国と沖
縄県、それに沖縄市が、6年前から進めている事業について、沖縄県内の住民らが、
県と市に事業への支出をやめるよう求めていたものです。
19日那覇地方裁判所は、、沖縄県と沖縄市に、埋め立て事業への新たな支出をやめ
るよう命じる判決を言い渡しました。
これについて仲井真知事は記者会見で、「少なくとも、第1期の工事はしっかり完成
させたい。
その時代によって、事業の内容が変化することはあるので、今後も現実を踏まえて、
埋め立てはやっていくべきだ」と述べて、事業を継続する考えを示し、控訴する考え
を示しました。
また、11月28日から始まる定例県議会に改めて提案する方針の訪米予算につい
て、仲井真知事は、アメリカ大統領が新しく替わることを踏まえ、安全保障の考え方
や政策について新たな政権側と意見交換が必要であることや、アメリカ軍基地の整理
縮小、それに沖縄で起きているアメリカ軍が関係する事件・事故の現状を伝える必要
があるとして訪米への理解を繰り返し求めました。
==========================【転載 終わり】=================================
QAB(琉球朝日放送)「仲井真知事 泡瀬判決控訴 議会承認に自信」:
http://www.qab.co.jp/01nw/08-11-21/index4.html
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こあらいふさんより転記;
お昼過ぎ、ラジオで悪いニュースを聴きました。
沖縄県知事はあっという間に控訴を表明。判決が出たのは一昨日のことなんですけど!
司法の場でこれだけはっきりと埋立の経済的合理性がないと示されたのだから、一旦事業を凍結して再検討するのが妥当だとおもうのですが、ここではそういう理屈はとおらないようです。
これ以上埋立が進んで豊かだった環境が回復不可能なまでに壊されてしまってからでは遅すぎる!!
控訴の手続きは、判決から2週間以内と決められているそうです。でも、この勢いだとそれより早く控訴の手続きに入ってしまうかも知れません。
そんなわけでみなさま、どうか
「控訴しないでください」というメッセージを
できるだけ早く! たくさん!! 送ってください!!!
お願いします。 <(_ _)> ペコッ!
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◆転載その1 泡瀬干潟を守る連絡会 HPより 、メッセージ送り先
◆転載その2 NHKおきなわのニュース
=============================【転載 その1】=========================
全国の皆様へお願い
沖縄県知事、沖縄市長へ「控訴するな」の要請、沖縄県議会議員・各会派へ
控訴断念の取り組みをお願いする要請をお願いいたします。
沖縄県議会議員 http://www2.pref.okinawa.jp/oki/meibo.nsf
沖縄県知事 ◆郵送 〒900-8570(郵便番号だけでも届きます。)
沖縄県那覇市泉崎1-2-2
知事公室広報課 「知事へのたより」 宛
◆ファクシミリ ファックス番号 098-866-2467
知事公室広報課 「知事へのたより」 宛
◆Eメール kouhou@pref.okinawa.lg.jp
沖縄市長 ◆郵送 〒904-8501 沖縄県沖縄市
仲宗根町26番1号
◆Eメール 沖縄市役所のご意見・ご要望書き込みフォーム、
秘書・広報課を選んでご投稿ください。
http://www.city.okinawa.okinawa.jp/site/htdocs/qa_top/q_top01.html" target="_blank"> http://www.city.okinawa.okinawa.jp/site/htdocs/qa_top/q_top01.html
●詳しくは、 「泡瀬干潟を守るHP」 ↓↓↓ をご参照ください。
http://www.awase.net/maekawa/hanketurekikaeru.htm
=================【転載その2 NHKニュース】================================
NHKおきなわ
2008年11月21日 13時5分更新
http://www.nhk.or.jp/okinawa/lnews/01.html
知事「泡瀬訴訟は控訴へ」
南西諸島最大の干潟、沖縄市の泡瀬干潟で(あわせ)進められている埋め立て事業に
ついて、19日の裁判で、県や沖縄市に事業への新たな支出をやめるよう命じる判決
が出たことについて、沖縄県の仲井真知事は、(なかいま)記者会見で控訴する考え
を示しました。
この裁判は、沖縄市の泡瀬干潟を埋め立てて、ホテルなどを建設するとして、国と沖
縄県、それに沖縄市が、6年前から進めている事業について、沖縄県内の住民らが、
県と市に事業への支出をやめるよう求めていたものです。
19日那覇地方裁判所は、、沖縄県と沖縄市に、埋め立て事業への新たな支出をやめ
るよう命じる判決を言い渡しました。
これについて仲井真知事は記者会見で、「少なくとも、第1期の工事はしっかり完成
させたい。
その時代によって、事業の内容が変化することはあるので、今後も現実を踏まえて、
埋め立てはやっていくべきだ」と述べて、事業を継続する考えを示し、控訴する考え
を示しました。
また、11月28日から始まる定例県議会に改めて提案する方針の訪米予算につい
て、仲井真知事は、アメリカ大統領が新しく替わることを踏まえ、安全保障の考え方
や政策について新たな政権側と意見交換が必要であることや、アメリカ軍基地の整理
縮小、それに沖縄で起きているアメリカ軍が関係する事件・事故の現状を伝える必要
があるとして訪米への理解を繰り返し求めました。
==========================【転載 終わり】=================================
QAB(琉球朝日放送)「仲井真知事 泡瀬判決控訴 議会承認に自信」:
http://www.qab.co.jp/01nw/08-11-21/index4.html
2008年11月19日
泡瀬干潟裁判 「自然の権利」訴訟勝訴判決!
11/19、沖縄県・那覇地裁にて、沖縄県・沖縄市を被告としました、泡瀬干潟「自然の権利」訴訟にて、
公金支出差し止めの勝訴判決
が言い渡されました。
このような住民訴訟裁判において、住民側が勝訴するというケースは珍しく日本の自然保護上画期的と言えます。
以下は私のイチオシ、QAB(琉球朝日放送)の報道です。
http://www.qab.co.jp/01nw/08-11-19/index4.html
(動画の掲載は1週間ほどです)
◆こあらいふさんの報道まとめサイトもご覧ください。
QABサイトより;--------------------------------------------
しかし、現実に工事かなり進んでいますよね。今後、工事は止まるということでしょうか。
「そうですね全187ヘクタールのうち、すでにその40%近くは護岸で囲まれ、うち9ヘクタールはもう、埋め立てられています。今後、被告側の県、市側は控訴というものをやはり考えてくると思います。そして裁判が続いて判決が確定するまでは、今回の判決は、法的には工事をストップさせる効力はありません。」
それでも工事は続く…。判決は何なんだろうという感じがしますよね。
「その背景には、まさに、動き出したら止まらないという日本の大型公共工事のシステムがあります。」
沖縄国際大学 照屋教授「沖縄市が、途中で、止めたと、県が止めたと、なりますと、沖縄市も県もですね、おそらく今まで使ったお金を全部国に返済しなくてはいけない。・・・」「国が県が進めているこの事業には、すでに140億円が投入されていますそれを完成後は県と沖縄市が大部分を購入することになっていますので、確かに今後被告側には難しい判断が迫られることになります。しかし、指摘された計画の見直しについては、判決を重く受け止めて、やはり一度は工事はストップして早急に進める以外に、市民、県民の理解を得られる道はないのではないのでしょうか。」
判決は、今後は、合理的な経済性がきちんとなければ、公共事業は簡単にはできないんだと、日本の公共工事全体に強い警鐘を鳴らすものと言えます。
---------------------------------------------------------------
今、水面下にいる生き物達や今後のことを考えてしまうと何ともやりきれない思いが消えないのは確かです。
でも、今のところは、真摯に誠実に対応してくださった裁判長にお礼を申し上げ、今回の裁判の原告となった方々にはゆっくりお休みしていただきたく思います
私は2007年10月末に上記裁判の一環として出廷し、同海域のサンゴの状況を証言しに行ったことがあります。田中健治裁判長はとても真摯に私の目をまっすぐ見ながら、誠実に質問してくださいました。わからないことはわかるまでとことん相手に聞くという姿勢でした。本当に誠実に対応してくださり、ありがとうございました。
現在までにさまざまな形でサポートいただいた方々に深くお礼を申し上げます&上記QAB報道の通り、これで万事めでたしではありません。引き続き、署名にご協力をお願いいたします!!!
◆ウェブ署名http://www.shomei.tv/project-198.html
◆【署名説明文(写真付)】http://www.awase.net/maekawa/shomeisetumei.pdf
◆【署名用紙】http://www.awase.net/maekawa/shomei.pdf
追記:
■泡瀬干潟埋立公金差止訴訟2008年11月19日
●判決骨子
http://www.193-project.com/pdf/saiban/20081119Koshi.pdf
●判決要旨
http://www.193-project.com/pdf/saiban/20081119Youshi.pdf
●判決書
http://www.193-project.com/pdf/saiban/20081119Hanketusyo.pdf
■泡瀬干潟公金差し止め訴訟関連情報サイト
http://www.awase.net/maekawa/sub6.htm
公金支出差し止めの勝訴判決
が言い渡されました。
このような住民訴訟裁判において、住民側が勝訴するというケースは珍しく日本の自然保護上画期的と言えます。
以下は私のイチオシ、QAB(琉球朝日放送)の報道です。
http://www.qab.co.jp/01nw/08-11-19/index4.html
(動画の掲載は1週間ほどです)
◆こあらいふさんの報道まとめサイトもご覧ください。
QABサイトより;--------------------------------------------
しかし、現実に工事かなり進んでいますよね。今後、工事は止まるということでしょうか。
「そうですね全187ヘクタールのうち、すでにその40%近くは護岸で囲まれ、うち9ヘクタールはもう、埋め立てられています。今後、被告側の県、市側は控訴というものをやはり考えてくると思います。そして裁判が続いて判決が確定するまでは、今回の判決は、法的には工事をストップさせる効力はありません。」
それでも工事は続く…。判決は何なんだろうという感じがしますよね。
「その背景には、まさに、動き出したら止まらないという日本の大型公共工事のシステムがあります。」
沖縄国際大学 照屋教授「沖縄市が、途中で、止めたと、県が止めたと、なりますと、沖縄市も県もですね、おそらく今まで使ったお金を全部国に返済しなくてはいけない。・・・」「国が県が進めているこの事業には、すでに140億円が投入されていますそれを完成後は県と沖縄市が大部分を購入することになっていますので、確かに今後被告側には難しい判断が迫られることになります。しかし、指摘された計画の見直しについては、判決を重く受け止めて、やはり一度は工事はストップして早急に進める以外に、市民、県民の理解を得られる道はないのではないのでしょうか。」
判決は、今後は、合理的な経済性がきちんとなければ、公共事業は簡単にはできないんだと、日本の公共工事全体に強い警鐘を鳴らすものと言えます。
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今、水面下にいる生き物達や今後のことを考えてしまうと何ともやりきれない思いが消えないのは確かです。
でも、今のところは、真摯に誠実に対応してくださった裁判長にお礼を申し上げ、今回の裁判の原告となった方々にはゆっくりお休みしていただきたく思います
私は2007年10月末に上記裁判の一環として出廷し、同海域のサンゴの状況を証言しに行ったことがあります。田中健治裁判長はとても真摯に私の目をまっすぐ見ながら、誠実に質問してくださいました。わからないことはわかるまでとことん相手に聞くという姿勢でした。本当に誠実に対応してくださり、ありがとうございました。
現在までにさまざまな形でサポートいただいた方々に深くお礼を申し上げます&上記QAB報道の通り、これで万事めでたしではありません。引き続き、署名にご協力をお願いいたします!!!
◆ウェブ署名http://www.shomei.tv/project-198.html
◆【署名説明文(写真付)】http://www.awase.net/maekawa/shomeisetumei.pdf
◆【署名用紙】http://www.awase.net/maekawa/shomei.pdf
追記:
■泡瀬干潟埋立公金差止訴訟2008年11月19日
●判決骨子
http://www.193-project.com/pdf/saiban/20081119Koshi.pdf
●判決要旨
http://www.193-project.com/pdf/saiban/20081119Youshi.pdf
●判決書
http://www.193-project.com/pdf/saiban/20081119Hanketusyo.pdf
■泡瀬干潟公金差し止め訴訟関連情報サイト
http://www.awase.net/maekawa/sub6.htm
2008年11月15日
泡瀬干潟関連 NEWS(11/15)
2008年4月に護岸でぐるっと取り囲まれ、閉じ込められてしまった泡瀬干潟の第一期区域内のサンゴ群集とそこに生きる貴重な生き物たち。これまでの事業者側の説明では「サンゴの被度が10%以下であるから埋め立てる」とのことでしたが、私達の主張が少しは届いたのかサンゴの存在は認められ、その海域のサンゴを先日移植したそうです。ただし、護岸でぐるりと囲まれてしまい半年ほど時間が経っているのでいったいどれ位のサンゴが生き残っていたのか、その中のどの程度移植したのか等々の詳細(泡瀬干潟を守る連絡会が要望してきたこと)が全く明らかにされていない状態です。移植に際して住民や泡瀬干潟を守る連絡会への事前の通知はありませんでした。また移植に際してどこかのNPOが関与したらしいのですが、どこの団体なのかその名は明らかにされていません。
◆事業者が一期工事区域内のサンゴの一部を移植しています。
HPに詳細があります。ご覧下さい。
http://awase.net/maekawa/sinindex.htm
◆泡瀬干潟裁判判決公判
4月に最終弁論が行われた泡瀬干潟裁判ですが、やっと判決が出ることになりました。
時間:11時(事前集会10時半)
場所:那覇地方裁判所
◆イベントのお知らせ
11月23日(日) シンポジウム「これでいいのか?泡瀬干潟埋立!」
~09年1月から始まるサンゴの生き埋めを中止させよう~
17:00~(入場無料/資料代500円協力お願いします!!)
5時:泡瀬干潟の映像(小橋川共男、その他)
5時半:韓国ラムサール条約会議参加報告(映像)
6時:開演~専門家の分かりやすい説明とかライブとか!
ラムサール条約会議で発表した岡田和樹氏(ゆりかご王子;
広島県、ハチの干潟の保全運動家)のスピーチもあるよ♪
場所:沖縄市産業交流センター
(泡瀬漁港内、パヤオ販売店隣、電話:098-929-1166)
共催:日本自然保護協会、WWFジャパン、JAWAN、泡瀬干潟を守る連絡会
◆ウェブ署名の新しいサイトです。
注意!前回とサイトが変わっています
http://www.shomei.tv/project-198.html
前回の分、紙媒体でいただいたものと足し合わせて提出します。
前回は3,336筆いただきました。
締め切りは12月末日です。
引き続きご協力よろしくお願いいたします!
◆事業者が一期工事区域内のサンゴの一部を移植しています。
HPに詳細があります。ご覧下さい。
http://awase.net/maekawa/sinindex.htm
◆泡瀬干潟裁判判決公判
4月に最終弁論が行われた泡瀬干潟裁判ですが、やっと判決が出ることになりました。
時間:11時(事前集会10時半)
場所:那覇地方裁判所
◆イベントのお知らせ
11月23日(日) シンポジウム「これでいいのか?泡瀬干潟埋立!」
~09年1月から始まるサンゴの生き埋めを中止させよう~
17:00~(入場無料/資料代500円協力お願いします!!)
5時:泡瀬干潟の映像(小橋川共男、その他)
5時半:韓国ラムサール条約会議参加報告(映像)
6時:開演~専門家の分かりやすい説明とかライブとか!
ラムサール条約会議で発表した岡田和樹氏(ゆりかご王子;
広島県、ハチの干潟の保全運動家)のスピーチもあるよ♪
場所:沖縄市産業交流センター
(泡瀬漁港内、パヤオ販売店隣、電話:098-929-1166)
共催:日本自然保護協会、WWFジャパン、JAWAN、泡瀬干潟を守る連絡会
◆ウェブ署名の新しいサイトです。
注意!前回とサイトが変わっています
http://www.shomei.tv/project-198.html
前回の分、紙媒体でいただいたものと足し合わせて提出します。
前回は3,336筆いただきました。
締め切りは12月末日です。
引き続きご協力よろしくお願いいたします!
2008年11月06日
世界NGO湿地会議の様子
多くのことを学んだ5日間の後、世界NGO湿地会議(スンチョン)にたどりつきました。
(最初の5日間については後ほどアップします)
世界の重要な湿地保全に関する国際条約「ラムサール条約」の締約国会議が、2008年10月28日から11月4日まで、韓国の慶尚南道・昌原(チャンウォン)のコンベンションセンターで行なわれました。以下COP10(Conference of the Parties; COP)と略します。本エントリはそれに先立ち順天(スンチョン)で開催された世界NGO湿地会議の様子の報告です
開催国である韓国のNGOメンバーや、その隣国として関係を築いてきた日本のNGOメンバーが多数参加(31カ国、400名以上)。1日目は普及教育活動に関するセッションや、各地域における保護の現状や問題点、ウェットランドの賢明な利用についての事例報告が行なわれました。JAWAN(日本湿地ネットワーク)からは日本の3大問題である諫早湾、泡瀬干潟、上の関の抱える問題に関し発表がありました。翌日は 「世界NGO湿地委員会:各国のNGOや草の根の市民グループが、ネットワークを作って世界NGO湿地委員会を形成し、ラムサール条約の国際団体パートナーとして、条約事務局と各締約国に認めてもらうこと」が最初の議題。そして もう1つの議題は、今回の世界NGO世界湿地会議の宣言を採択すること。これは「順天NGO宣言」と呼ばれ、起草委員会による原案が検討されました(この「順天NGO宣言」は、ラムサールCOP10の本会議が始まる10月29日に、韓国のNGOから発表されました)。
詳しくは表浜ネットワークのブログと、WWFジャパンの「世界NGO湿地会議の報告」の「市民参加の重要性」「NGOとしての発言力を高めていく」をご覧ください。
「順天NGO宣言」に関する議論を進めていく中、宣言文本文の中に個別の地名を入れるかどうかが大きな問題となりました。前日に日本のNGOから「宣言文本文に、危機に直面している例として『泡瀬干潟、諫早湾、上関』と具体的な地名を入れて欲しい」と要望があった件についてです。さまざまな意見、例えば「国際条約の場で相手に書類に目を通してもらうコツの1つとしては短くシンプルに伝えたい要点だけを書くこと。冗長に書いても目を通されずに終わる」「世界中で危機に晒されている干潟を全て取り上げられていたらキリがない」「日本でどこか1つ重大な危機に直面している干潟をあげるとしたら諫早だろう」「どこか1つの地名をあげるとしたらセマングムではないのか」「本文は出来るだけ短い方が良い。問題となる湿地は付属としてリストを添付してはどうか」などの意見が出され、極力、本文を短くする方向で意見が一致しかけたときに以下の発言がありました。
韓国での最大級の干潟開発事業であるセマングム(40,100ha,諫早湾の11倍の規模)の保全活動を続けているチュ・ヨンギ氏の声です。
「国際会議の場だから文章はシンプルに、という話はわかる。リストを添付するというのもひとつの方法ではあるだろう。韓国政府はCOP10を誘致した。しかし韓国政府からは湿地保全に対する誠実さが感じられず、永久に湿地を葬り去ってしまう計画をたくさん持っている。私たちはNGOの立場からここまでCOP10開催の準備を本当に大変な思いをしながら進めてきた。長い道のりをここまで来たのだから、私たちはセマングムという名前を本文に入れて欲しい。この状況を何とかしたい。そしてこの想いは沖縄からきたみなさんにとっての泡瀬であり、諫早の人たちの想いでもある。どうか私たちのこの想いを汲んで欲しい。」
会場から大きな拍手が沸きあがりました。チュ・ヨンギ氏の声により現場で活動するNGOが国境を越えて同じ想いを共有することが確認できた感動的な一瞬でした。現場で活動する人たちの想いは同じ、国が違っても言葉がわからなくても、自分の大事な活動の場を取り上げて欲しい、のです。最終的にはCOP10開催国であり危機に直面している最大級の湿地の代表例としてセマングムの名前のみが本文に記されることになりました。そして世界の他の問題のある湿地は添付リストとして後から提出されることになりましたが、会場にいる聴衆の心が1つになった瞬間を私は忘れることはないでしょう。
(最初の5日間については後ほどアップします)
世界の重要な湿地保全に関する国際条約「ラムサール条約」の締約国会議が、2008年10月28日から11月4日まで、韓国の慶尚南道・昌原(チャンウォン)のコンベンションセンターで行なわれました。以下COP10(Conference of the Parties; COP)と略します。本エントリはそれに先立ち順天(スンチョン)で開催された世界NGO湿地会議の様子の報告です
開催国である韓国のNGOメンバーや、その隣国として関係を築いてきた日本のNGOメンバーが多数参加(31カ国、400名以上)。1日目は普及教育活動に関するセッションや、各地域における保護の現状や問題点、ウェットランドの賢明な利用についての事例報告が行なわれました。JAWAN(日本湿地ネットワーク)からは日本の3大問題である諫早湾、泡瀬干潟、上の関の抱える問題に関し発表がありました。翌日は 「世界NGO湿地委員会:各国のNGOや草の根の市民グループが、ネットワークを作って世界NGO湿地委員会を形成し、ラムサール条約の国際団体パートナーとして、条約事務局と各締約国に認めてもらうこと」が最初の議題。そして もう1つの議題は、今回の世界NGO世界湿地会議の宣言を採択すること。これは「順天NGO宣言」と呼ばれ、起草委員会による原案が検討されました(この「順天NGO宣言」は、ラムサールCOP10の本会議が始まる10月29日に、韓国のNGOから発表されました)。
詳しくは表浜ネットワークのブログと、WWFジャパンの「世界NGO湿地会議の報告」の「市民参加の重要性」「NGOとしての発言力を高めていく」をご覧ください。
「順天NGO宣言」に関する議論を進めていく中、宣言文本文の中に個別の地名を入れるかどうかが大きな問題となりました。前日に日本のNGOから「宣言文本文に、危機に直面している例として『泡瀬干潟、諫早湾、上関』と具体的な地名を入れて欲しい」と要望があった件についてです。さまざまな意見、例えば「国際条約の場で相手に書類に目を通してもらうコツの1つとしては短くシンプルに伝えたい要点だけを書くこと。冗長に書いても目を通されずに終わる」「世界中で危機に晒されている干潟を全て取り上げられていたらキリがない」「日本でどこか1つ重大な危機に直面している干潟をあげるとしたら諫早だろう」「どこか1つの地名をあげるとしたらセマングムではないのか」「本文は出来るだけ短い方が良い。問題となる湿地は付属としてリストを添付してはどうか」などの意見が出され、極力、本文を短くする方向で意見が一致しかけたときに以下の発言がありました。
韓国での最大級の干潟開発事業であるセマングム(40,100ha,諫早湾の11倍の規模)の保全活動を続けているチュ・ヨンギ氏の声です。
「国際会議の場だから文章はシンプルに、という話はわかる。リストを添付するというのもひとつの方法ではあるだろう。韓国政府はCOP10を誘致した。しかし韓国政府からは湿地保全に対する誠実さが感じられず、永久に湿地を葬り去ってしまう計画をたくさん持っている。私たちはNGOの立場からここまでCOP10開催の準備を本当に大変な思いをしながら進めてきた。長い道のりをここまで来たのだから、私たちはセマングムという名前を本文に入れて欲しい。この状況を何とかしたい。そしてこの想いは沖縄からきたみなさんにとっての泡瀬であり、諫早の人たちの想いでもある。どうか私たちのこの想いを汲んで欲しい。」
会場から大きな拍手が沸きあがりました。チュ・ヨンギ氏の声により現場で活動するNGOが国境を越えて同じ想いを共有することが確認できた感動的な一瞬でした。現場で活動する人たちの想いは同じ、国が違っても言葉がわからなくても、自分の大事な活動の場を取り上げて欲しい、のです。最終的にはCOP10開催国であり危機に直面している最大級の湿地の代表例としてセマングムの名前のみが本文に記されることになりました。そして世界の他の問題のある湿地は添付リストとして後から提出されることになりましたが、会場にいる聴衆の心が1つになった瞬間を私は忘れることはないでしょう。


