2008年04月24日
泡瀬干潟の最終弁論
今日は泡瀬干潟の自然の権利訴訟の最終弁論の日でした。判決の日は未定。理由は裁判所が混んでいるから・・。
(いいのか、それで?と言いたいような理由ですが・・・)
漆谷氏、亀山氏、原田氏の3名の原告が証言台に立ちました。以下に簡単に内容を記しました。特に亀山先生のお話が明快でわかりやすかったです。
一方で被告(県知事、沖縄市長)からは何も弁論は何もありませんでした。
「被告が正しいことをしているのだったら黙ることはなく反論すれば良い。沈黙していたということは後ろ暗いことがあることを証明しているようなものだ。今までの成果は被告の沈黙である」と長年裁判で戦ってきた方々の判断です。
証言内容;
1)漆谷克秀氏(泡瀬干潟を守る連絡会、沖国大)
泡瀬運動公園の一角でムナグロが集まってとまっているのを見ると
心から悲しくなります。人間が自然を壊してしまったことにより
ムナグロが集える場所も限られてきてしまいました。
2)亀山統一氏(琉大農学部)
マングローブの研究をしています。泡瀬干潟は外国の閣僚や自然保護団体が
埋め立て反対の手紙を送ってくるほど世界的に見て重要です。今日は以下の
3つの点から泡瀬の埋め立てに異議申し立てを行いたいと思います。
(1)環境アセスメント調査の不法性
泡瀬干潟には貝類が500種(生きている貝類300種)、広大な海草藻場が広がり、
新種貴重種が多く、渡り鳥の種類はラムサール条約登録湿地である漫湖よりも多く、
サンゴも生息しています。しかしながらアセス調査において、「海草の新種は
すべて見落とし」、「海藻はたったの30種しか記録せず」、「トカゲハゼに関しては
昨年までは産卵に配慮して産卵期の工事は中止していたのに今年は工事を進め」
ています。このアセス調査結果は、私たち市民がこつこつ調査してきた結果よりも
はるかにお粗末です。
(2)工事の目的の不透明性
リゾートを建設するとの予定ですが、入居する希望者はいまだいません。
住宅として利用したとしてもこの地域には米軍の通信施設があるので利用
できる土地は限られてきて、公共性は低いです。なぜ税金を使って工事を
進めるのか、事業の正当性が疑われます。
(3)工事の内容:土砂処分場
「土砂処分場」というのが国から見た泡瀬の姿です。目的や緊急性が高いとは
思えません。
これらの措置は大変ずさんであり国民、県民を侮辱しているとしか思えません。
・地球温暖化が問題となっているのに二酸化炭素を吸収する海草やサンゴを
生き埋めにしてしまってよいのでしょうか?
・保全対策も何も示されていません。
・科学的な批判に耐えうるのでしょうか?
3)原田彰好氏(自然の権利基金)
泡瀬干潟は環境省の重要湿地に含まれている多くの絶滅危惧種の生息地である。
経済学者がこの埋め立ては割に合わないという。
地球温暖化が問題となっている今、埋め立てる意味は?
判決次第で控訴するとのことですが、そんなことが起こらず、我々が二度と
那覇地裁に足を運ばずにすむことを願っています。
帰って来てニュースを見たら、以下の2つが目に入りました。本当にやっていることがちぐはぐなところです、日本って。そんなに温暖化が気になるのならばまずはサンゴを埋め立てるのをやめ、やんばるの森の伐採をやめ、軍事基地を閉鎖すればかなり抑えられるのではないかという気がしますが・・。
*「那覇市が地球環境守る」
*「県は「エコドライブしましょう」」
写真は携帯で撮った泡瀬干潟を守る連絡会の方々の奮闘ぶり。明日新聞で報道されることと思います。

(いいのか、それで?と言いたいような理由ですが・・・)
漆谷氏、亀山氏、原田氏の3名の原告が証言台に立ちました。以下に簡単に内容を記しました。特に亀山先生のお話が明快でわかりやすかったです。
一方で被告(県知事、沖縄市長)からは何も弁論は何もありませんでした。
「被告が正しいことをしているのだったら黙ることはなく反論すれば良い。沈黙していたということは後ろ暗いことがあることを証明しているようなものだ。今までの成果は被告の沈黙である」と長年裁判で戦ってきた方々の判断です。
証言内容;
1)漆谷克秀氏(泡瀬干潟を守る連絡会、沖国大)
泡瀬運動公園の一角でムナグロが集まってとまっているのを見ると
心から悲しくなります。人間が自然を壊してしまったことにより
ムナグロが集える場所も限られてきてしまいました。
2)亀山統一氏(琉大農学部)
マングローブの研究をしています。泡瀬干潟は外国の閣僚や自然保護団体が
埋め立て反対の手紙を送ってくるほど世界的に見て重要です。今日は以下の
3つの点から泡瀬の埋め立てに異議申し立てを行いたいと思います。
(1)環境アセスメント調査の不法性
泡瀬干潟には貝類が500種(生きている貝類300種)、広大な海草藻場が広がり、
新種貴重種が多く、渡り鳥の種類はラムサール条約登録湿地である漫湖よりも多く、
サンゴも生息しています。しかしながらアセス調査において、「海草の新種は
すべて見落とし」、「海藻はたったの30種しか記録せず」、「トカゲハゼに関しては
昨年までは産卵に配慮して産卵期の工事は中止していたのに今年は工事を進め」
ています。このアセス調査結果は、私たち市民がこつこつ調査してきた結果よりも
はるかにお粗末です。
(2)工事の目的の不透明性
リゾートを建設するとの予定ですが、入居する希望者はいまだいません。
住宅として利用したとしてもこの地域には米軍の通信施設があるので利用
できる土地は限られてきて、公共性は低いです。なぜ税金を使って工事を
進めるのか、事業の正当性が疑われます。
(3)工事の内容:土砂処分場
「土砂処分場」というのが国から見た泡瀬の姿です。目的や緊急性が高いとは
思えません。
これらの措置は大変ずさんであり国民、県民を侮辱しているとしか思えません。
・地球温暖化が問題となっているのに二酸化炭素を吸収する海草やサンゴを
生き埋めにしてしまってよいのでしょうか?
・保全対策も何も示されていません。
・科学的な批判に耐えうるのでしょうか?
3)原田彰好氏(自然の権利基金)
泡瀬干潟は環境省の重要湿地に含まれている多くの絶滅危惧種の生息地である。
経済学者がこの埋め立ては割に合わないという。
地球温暖化が問題となっている今、埋め立てる意味は?
判決次第で控訴するとのことですが、そんなことが起こらず、我々が二度と
那覇地裁に足を運ばずにすむことを願っています。
帰って来てニュースを見たら、以下の2つが目に入りました。本当にやっていることがちぐはぐなところです、日本って。そんなに温暖化が気になるのならばまずはサンゴを埋め立てるのをやめ、やんばるの森の伐採をやめ、軍事基地を閉鎖すればかなり抑えられるのではないかという気がしますが・・。
*「那覇市が地球環境守る」
*「県は「エコドライブしましょう」」
写真は携帯で撮った泡瀬干潟を守る連絡会の方々の奮闘ぶり。明日新聞で報道されることと思います。

Posted by さめ at 03:35│Comments(0)│TrackBack(0)
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