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QABのニュースサイトより;
公金支出の差し止めを命じた那覇地裁の判決を無視して、泡瀬干潟埋め立て予定の海域に土砂を投入し、工事を本格的に開始しました。この事業は、泡瀬干潟を埋め立ててリゾート開発などを行う計画です。15日午後、第1区域95ヘクタールのうち、堤防で囲まれた69ヘクタールに鉛色をした浚渫土砂がトラックで運び込まれ、海に投入されました。
一方、投入される土砂の浚渫が中城湾内で始まった15日午前、事業の推進、反対双方の団体が新港地区で集会を開き、開発、自然保護で共にアピールしました。
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集会の様子。反対しているのは
泡瀬干潟を守る連絡会の会員ら約40名です。
埋め立てに反対する人たち
埋め立てに反対する人たち
埋め立てを推進している人たちの旗
埋め立てを推進している人たちの旗
ショベルカーが海底の泥をどんどんしゅんせつしていきます。
そして浚渫された土砂は埋め立て予定地に運ばれ、生きているサンゴの上に投げ入れられました。何度も言いますが、昨年、
国際サンゴ礁年だからサンゴの保護を!「行こう、知ろう、守ろう!」と呼びかけていた人たちはいったいどこへ消えたのでしょうか?逃れられない現実を知る良い機会ですよ?
午後は船で土砂投入現場の近くに行こうとしたのですが、干潮時だったため水深が浅すぎて間近では見られませんでした。
マスコミの方は特別に近くで土砂投入現場を取材できたそうです。投入の様子はQABのウェブサイトから見られます。
◆
国が工事本格化 泡瀬干潟に土砂投入
http://www.qab.co.jp/01nw/09-01-15/index4.html
埋め立て推進の方の主張では「干潟を埋めるのではない。甦らせる」と言っていますが、上から土砂を投入したらサンゴはもちろんのこと、ぐるりと取り囲まれた護岸の中にいる無脊椎動物、海草、魚類なども死んでしまいます。
泡瀬の様子はミュージシャンの
KEN子さんも報告しています。多くのメッセージが寄せられているのでぜひご覧ください。
とんとんみー通信の有光さん(写真家)のサイトもぜひ。
うみうさぎさんも
ばるタンさんも。
一方、東京では泡瀬大好きクラブの水野さんの呼びかけで国会議員会館前にて抗議行動が行われました。参加されたHさんからのご報告です。
------------------------------東京集会の様子---------------------------------------
仕事の都合で10時半頃に遅れて到着した時には、すでに水野さんがハンドマイク
で道行く人に呼びかけている最中でした。しかもTBSテレビのクルーが数名、取
材の真っ最中。他には日本山妙法寺のEさん、連絡会KEN子さん
の友人・HさんとSさん、千葉の干潟を守る会からOさんとTさん
も既に到着しておられて、横断幕を掲げていました。その後も、Uさん、白保
のOさん、有明海のYさんも合流してくれて、参加市民は最終的には10名に
達しました。
また12月に行った公共事業チェック議連の泡瀬問題勉強会に参加してくれた主な
議員事務所にも電話で今日の事態を報告したところ、赤嶺議員、下田議員、仁比
議員本人が激励に駆けつけてくれた他、山内徳信議員と田中康夫議員の秘書さん
も来てくれました。週刊SPAやフリープロデューサーの取材も。
東京行動の様子
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21日には那覇市 おもろまちの沖縄総合局前で座り込みがあります。